ナンバーレール(数路)

数字と盤面を使ったパズルです。盤面に置かれた数字の意味は、数値が入っているマスを開始点として、数字(十の位)で指定されたマスだけ一筆書きで(レールを敷くように)埋めるということです。ただし一の位で指定された回数だけ折れ曲がらなくてはいけません。盤面を全て埋めれば完成です。なお、コメント欄に回答を載せるのはご遠慮ください。

月曜日, 8月 21, 2006

【中休み】適切な初期値の設定

みなさんこんにちは。ナンバーレールの作者です。

しばらく時間が開きましたが、90問目までを公開しました。フィールドの大きさもさることながら、そこにいくつの数値を配置するか、というのが難易度のバランスには重要なのですよね。例えば12x12のフィールドであれば、20前後の数値が配置されていると、比較的バランス良い問題になるのではないかと思います。もちろん数字の最大値が9である以上、16が最低ラインということになります。逆に48も配置されていたら、ひどくつまらない問題になるのは当然のことでしょう。比較的易しい問題には、ヒントとなる数字が散りばめられており、難しい問題は、いくつかの可能性を同時に考えながら類推を重ねる必要があります。全く当たり前の話ではありますが、初期値の設定って大事だなと思うことしきりです。

あと、ここしばらくの問題では、「同じ形になるが、線の置き方で角の数が違う」という場合には、「最も少ない角の数」で作成するようにしています。こちらの方がフェアな気がします。問題を作る方は参考にして下さい。

さて、第一部は残り10問で完成ということになります。第二部からはまた9x9のフィールドで展開することになりそうです。
それではまた10問後でお会いしましょう。

Q90

数字の10の位が升目を埋める数。1の位が一筆書きで曲がる回数です。

            
 93        92 
    96949192    
            
            
            
   63 9294 92   
62 41      91 93
    83  53    
 84        72